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低周波鍼

患者様の痛みがひどい時、痛みの範囲が広い時、私はよく鍼に低周波の電気を流す施術を行います。

私は、携帯に便利なpicorina(ピコリナ)を愛用しています。

 

皆さんも、腹筋を電気で収縮させて鍛えるEMS器具はよくご存じだと思います。鍼に電気を流す原理も同じです。

 

鍼をつかって微弱電流の通電ができ、EMSを使った筋収縮運動により、筋膜を緩め痛みを緩和します。また、リハビリ効果が望めます。歩くのが困難になっていた、坐骨神経痛の患者さんにも高い効果が見られました。

 

電子鍼と聞くと、ちょっと怖い気がしますが、静電気のような激しい痛みはありません。ピクピクする感じだけです。ごくたまにピリピリすると表現される方がいらっしゃいますが、その場合は、鍼の深さを加減して解消するようにしています。

 

強い痛みやしびれがある場合は、余り間隔を開けずに施術を継続する(週に2~3回)ほうが良いのですが、それが難しい場合は、置き鍼で対応させていただいています。

 


置き鍼