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小脳梗塞後遺の顔面麻痺

めまいの症状がでて、通院するもすぐには原因が特定できず、2日後のMRTで小脳の脳梗塞と診断されました。今は、お顔の半分に麻痺がでてその改善のため、マッサージを施しています。

 

小脳梗塞の方は数多くの重症患者さんを診てきた私にとっても珍しい症例(2例目)の患者さんです。

 

お顔の半分が弛緩した状態で、特にまぶたが下がってきてしまうのに不自由を感じていらっしゃいます。施術開始から2週間ですが、奥様によると「ほうれい線」がはっきりしてきた!ということです。

以前は一度失われてしまった脳の機能は回復しないと考えられていましたが、今は違います。失われてしまった部分を迂回して神経細胞が伸びて、機能をとりもどそうという働きがあることが知られています。

 

血流やリンパの流れを促し、筋肉の緊張とるための施術をすることで、回復を強めたり早めたりできればと、日々努めています。